チームの学びと成長 Learn and Grow by Team

Designing Your Retrospective by Pattern Language

スクラムではレトロスペクティブ(ふりかえり)がコアプラクティスとして定義されており、プロセスのカイゼンにとって重要な活動である。

 

国内ではKPTというふりかえりのフレームワークが2006年ごろより広く使われるようになってきており、はじめてアジャイル・スクラムを実施する際には、KPTを利用することも多い。最近では「YWT」(やったこと、わかったこと、試すこと)という新しいフレームワークも出てきている。

 

しかし、実際にレトロスペクティブを実行するチームの状況に合わせてふりかえり自身も最適化されていくことが望ましい。

 

例えば「アジャイルレトロスペクティブズ」のような書籍には、様々なレトロスペクティブで用いるツールが紹介されており、大抵のチームはこのような書籍で自分に合うツールを探す、あるいは独自に元のフレームワークをカイゼンしていくことが多い。

 

しかし実際には、ツールの選定は「慣れによるマンネリ打破」「目新しさ」が優先されてしまうことが多く、チームの状況に応じたふりかえりのカイゼンができないケースがある。本来フレームワークは目的達成のために状況に合わせて選択されるべきであるが、フレームワークを使っているとどうしてもフレームワークに囚われてしまう。

 

本セッションでは、多数のふりかえりの経験を元にして、自分たちで既存のフレームワークではない課題ベースにレトロスペクティブのデザインし改善するためのパターン言語であるRetrospective Patterns(ふりかえりパターン)を用いて、チームが自分たちの状況に合ったふりかえりセッションをパタン・ランゲージとしてデザインする方法を学ぶ。

 

想定参加者は、ある程度ふりかえりの経験があり、既存のKPTなどのフレームワークにマンネリ・限界を感じて工夫しているチームのメンバーを想定している。

 

本セッションを通じて、参加者は「自分たちの状況に合うレトロスペクティブをデザインするためのポイントを知り、そのためのふりかえりをパタン・ランゲージでデザインすること」を学ぶ。

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Idea No. 73